VOL. 02 |
2004.07.01 |
いま、最も「安全・安心」が求められているもの、それは命の源となる食べ物の分野だと思います。 わが社におきましても、海外で信頼のおけるパートナーと提携し、安全で且つ、消費者の皆様に安心してご購入していただける輸入農産物、食品の提供に努力を重ねております。 |
輸入農産物に対する消費者の皆様からの一般的なご意見として「残留農薬が多いのではないか」「生産者が見えなくて不安」というようなご意見をよくお聞きします。 わが社ではそうした不安を解消すべく、「輸入農産物の安全性・品質を高める」主旨のもと、1986年より「PAP(Phoenix Agricultural Project)=パップ」というオリジナルブランドを展開してまいりました。 このたび2004年1月26日付けで取得致しました品質管理に関する国際標準規格『ISO9001』のシステム構築にあたり、さらに安全性の向上、組織的な安全検証システムに磨きをかけ、業界トップクラスの輸入農産物をお届けしてまいります。 |
従来の日本の商社からの産地へのオーダーは「農薬を出すな、使うな」の一点ばりで、そのことが「一方で安定供給を求めながら農薬を使うなとは無茶な話だ。 いったいどんな農薬を使えというのだ」という産地からの不信感を招き、その結果残留農薬事故につながってきた経緯がございます。わが社は産地と膝を交えた徹底した議論に基づき、産地の実情を踏まえ、日本で使用されている安全な代替農薬の提案を続けております。「これなら安心して生産できる」という産地管理体制の確立が安全な農産物供給の近道と考え、産地とのかつてないパートナーシップ、信頼感の醸成に力点を置いて日夜取り組んでおります。 |
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本来、海外での農産物生産においては日本での農薬登録の有無は関係ありません。 しかし、「日本の農家の皆さんが罰金を払うような農薬を海外で使用することは望ましくない」との信念から、わが社独自の自主基準として普段日本の農家が使用している、日本の農林水産省に認められた農薬のみに限定し、産地との合意の上、海外でしか流通していないような素性のわからない農薬を排除致しました。 また、使用方法も日本の安全使用基準を遵守することで、食品衛生法で定められた残留農薬基準をクリアするとともに、定期的な残留農薬分析によって安全性を検証しております。 |
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わが社独自の生産出荷コードの活用により、海外においても「どこで誰が作ったか」というトレーサビリティの確立に努めています。また、万一お客様の段階でトラブルが発生した場合にも速やかに産地にトレース出来るようシステムを構築しております。 |
※本件に関するお問い合わせ 昭和貿易株式会社 品質管理室品質管理課:上田、平阪 (Tel:06−6441−5503、E-mail:ueda@showa-boeki.co.jp) この文書はMicrosoft Internet Explorer 6.0用として作成しています。 見にくい場合は表示文字サイズを「中」でご覧下さい。 |
産地の顔が見える安心システムとして既にPAPで取り組んでおります代表的な事例をご紹介致します。下記のアドレスにアクセス下さい。 URL: http://www.pap-anshinnet.com |