今回は、昭和貿易の中で主に包装資材の品質管理、輸入農産物の安全管理を担当しております品質管理室　品質管理課のご紹介をさせていただきたいと思います。

現在、弊社ではマレーシア、韓国、台湾などから包装用プラスチック製資材としてストレッチフィルムやPＰバンド、結束紐やナイロンポリなどを輸入し、｢包装の昭和｣としてご愛顧いただいております。
昨今の環境負荷の軽減に対する社会的要請の高まりの中、グリーン調達の推進や重金属等の不使用を謳うＲｏＨＳ指令（ＥＵ）等をはじめ、環境負荷物質の自主規制にいち早く取り組み、時代に即応した環境配慮型製品のご提供や製品中の環境負荷化学物質の排除を進めております。

一方、輸入農産物、食品分野におきましては、昨今の偽装表示や安全性への不安が高まる中、コンプライアンスはもとより、一昨年５月に施行された厳しい残留農薬基準のポジティブリスト制度にも対応し、輸入商社の中では一歩踏み込んだ取り組みとして、より安全な農薬選定による防除指針を自ら提案し、産地との信頼感の醸成に力点を置いた、安心される産地管理を進めております。産地との一体感のある管理体制が、万一のトラブル対応の場面においても迅速性、的確性となって現れ、大手量販店をはじめとするお客様の御支持の広がりにも繋がっております。

昨年は世相を現す一語として｢偽｣というネガティブな漢字が示されました。弊社では｢信念・誠実・精進｣という社訓のもと、昭和スピリッツの伝統を大切にしつつ、今年度の経営方針には｢おもしろい｣をキーワードに据えました。ポジティブ思考でこつこつと、自分達の成長結果に、｢おもしろい｣を実感する昭和貿易でありたいと考えております。

２００４年１月に商社としては希少なＩＳＯ９００１（いわゆる品質ＩＳＯ）を認証取得して丸４年。社外からの第三者による厳しい審査を受けつつ、改めて顧客重視、お客様との信頼の絆が経営の基本であることを念頭に置き、品質マネジメントシステムを多角的に磨き上げていきたいと思います。

新しい一年、真剣で｢おもしろい｣昭和貿易にご注目ください。