VOL. 23
2009.09.18
アンディーブは約150年の歴史を持つベルギー特産の野菜です。
英名ではチコリとも呼ばれ、キク科野菜独特の苦味が特徴です。
日光を遮断して栽培されるアンディーブは、中央部が純白で独特の光沢があり、
まさに野菜の芸術品と呼ぶにふさわしいものでしょう。

以前は冬を象徴する野菜でしたが、近年では、栽培方法の改良により1年を通じて
収穫が出来る様になりました。
ベルギーだけではなくヨーロッパ全域で親しまれ、現地の一般的な料理である
グラタンや、ポタージュ等の材料として広く愛用されています。

日本に輸入されたのは約40年も前の事。まだまだ日本では認知度の低い野菜ですが、
パリパリとした歯ごたえと、大人のほろ苦さ、ちょっとおしゃれな雰囲気で徐々にファンが増加中です。

下記に代表的なアンディーブのグラタンとポタージュのレシピをご紹介します。
いつもとは一味違った野菜で、本場のベルギー料理をお楽しみください。

<アンディーブグラタン>(4人分)
材料:アンディーブ4本、ハム4枚、ホワイトソース400g、粉チーズ100g、固形スープの素1/2個
@アンディーブは、洗って芯を切り取り、スープの素を加え完全に柔らかくなるまで約25分蒸します。
Aホワイトソースにチーズと蒸した際に出た水分を混ぜソースを作ります。
Bアンディーブをハムで巻いてグラタン皿に並べ、上からソースをかけた後15分ほどオーブンで焼いて出来上がり。

<アンディーブポタージュ>(4人分)
材料:アンディーブ4本、ジャガイモ中2個、砂糖小さじ1/2、生クリーム100g、牛乳250cc、ブイヨン500ml
@アンディーブは水でさっと洗い、芯の近くの堅い部分は捨て、小さく切っておきます。
Aブイヨンに牛乳、砂糖、じゃがいも、そしてアンディーブ半量を加えて中火で30分煮た後、
 ミキサーにかけるか裏ごしします。
B再度加熱し、火から下ろしてから生クリームと残りのアンディーブを混ぜて出来上がり。
※本件に関するお問い合わせ

昭和貿易株式会社
食品事業部 営業一部 高級野菜課
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-18-27 
TEL 06-6441-8122 Fax : 06-6444-6061

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