全社員に向けての
<<2011年社長訓辞>>
皆さんあけましておめでとうございます。
昨年も、リーマンショック以降の不況にもかかわらず、 2010年度の昭和貿易並びに昭和フェニックス工業の
連結でほぼ予定通りの経常利益を計上する事ができました。
厳しい客観情勢の中でも利益を出せる企業体質は維持出来ております。
皆さんの頑張りのお陰です、有難うございます。
さてこの体質を維持拡大する為に年頭にあたって3つの事を提案したいと思います。
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一つ目の景気の所為にしないですが、 日本総研の景気見通しによると、円高、新興国の牽引低下、
政策効果の息切れの 3つの理由で今年も厳しい見通しです。
しかし、現実には設備投資の業界で動いている昭和フェニックス工業の受注残も最近増えつつ有ります。
貿易室も設備輸出も昨年末から好調で、見通しも明るいです。
まだまだ売上100億円ぐらいの我が社は世間の景気を理由にしてはならないと思いました。
景気に左右されるのはマーケットシェアのNo.1を取って初めて言えるいい訳です。
それまでは、競合先にその業界でのゲームに負けてるのが原因と考えるべきです。
ならば、業界No.1になるまでは、競合先に勝つ方法を考えて行きましょう。
二つ目は良かった事を忘れ、新たな気持ちで臨む。
昨年の悪かった事を忘れ、新たな気持ちで新年を迎えるのもいいですが、 むしろ、良かった事こそ忘れて欲しい。
ゴルフでいうと過去の良いショットを練習の時に思い出す事はいいですが 実践の場では夢見るショットではなく、
現実に応じたプランやショットが必要。
仕事でも、プライベートでも、うまくいった事だけを覚えていても進歩がない。
それどころか、往々にして痛い目を招く事が多いものです。
なので、実践の場では良い事こそ忘れ、新たな気持ちで臨む。
三つめは肉を喰うです。
最近の韓国は非常に勢いがあると思います。
また、欧米諸国も成熟している部分もありますが、やはり勢いがあります。
一方、日本を見ると草食系云々と言われています。
やはり元気やアグレッシブさを作るのは、肉だと思いました。
マーケットの所為にせず、新たな気持ちで臨む、肉を喰っていけば
今年一年乗り切れると思います。