昭和貿易ホームへ

  <<2013年のニュース>>

 Vol.54 2013年01月11日記事

 Vol.55 2013年04月15日記事

 Vol.56 2013年05月30日記事

 Vol.57 2013年10月11日記事

 Vol.58 2013年11月08日記事

 Vol.59 2013年11月22日記事 

  <<2014年のニュース>>

 Vol.60 2014年01月14日記事

【社長年頭挨拶】

新年あけましておめでとうございます。

年頭に際し、新しい年をこうして皆さんと迎えられたことに感謝したいと思います。

昨年は安倍政権が本格的に動き出し、日本経済はアベノミクス効果によって期待感を持った動きに転換しました。為替相場は円安に誘導され、株価は大幅に上昇し、多くの業界において業績の好転が報じられています。
しかしながら、昭和グループでは輸入ビジネスの占める割合が高いために減益となり、昨年度はかろうじて黒字ではあるものの、厳しい決算を強いられました。 更に近隣諸国を見渡しますと、日中韓の関係悪化により、決して楽観視できる状況ではありません。

当社のヘルスケア事業のように業界内でも差別化されたビジネスモデルは現状を維持拡大しながら進めて行けばよいのですが、ストレッチフィルムに代表される包装資材など、価格勝負になっているものは、今のままではシェアと体力を持っているものだけが勝ち残る持久戦に巻き込まれていくため、ビジネスのやり方を変えていく必要があります。

「創造的破壊」という言葉がありますが、これは決して自ら破壊して創造するということだけではなく、商品や役割の価値が時間の経過とともに壊れていくことを正しく認識し、プラスに転じさせるために知恵を絞り、努力をする場合にも言えることであると思います。

毎年、年頭に申し上げていることですが、「変化する時こそチャンス」です。
また、「変化しなければならない環境に置かれたこともチャンス」なのです。
チャンスは眺めているだけでは何も得られません。自ら掴んでいきたい、掴んでいってもらいたいと思います。

最後になりましたが、今年一年の皆さんのご多幸とご活躍を祈念しまして、2014年の年頭挨拶とさせて頂きます。