2015年　社長年頭挨拶

新年あけましておめでとうございます。
新しい年、2015年が始まりました。

昨年末には、約二年前に発足した安倍内閣が解散総選挙に踏み切り、大方の予想通り大勝を収めました。これにより、日本経済の方向性は当面継続されると思われるアベノミクスと金融緩和に託されることになりました。

日本銀行の金融政策などにより、 2012年12月には83円だったドル相場が、2013年12月には103 円、そして 2014 年 12 月には 120 円と推移しています。この円安の進行により、一部の業界や大手企業は大幅に収益が改善し、回復基調にあります。

一方、消費者や大部分の中小企業においてはコスト高などの影響が大きく、まだまだ楽観視できる状況ではありません。

当社では物流費、通信費、車両費をはじめとして随所で具体的な経費削減を進め、収益確保に努めておりますが、コストカットにも限界があります。

これまでの事業方針、事業活動に大きな誤りはないと思いますが、環境の変化が非常に速いため、より一層スピーディ且つ継続的に工夫と努力を重ねていく必要に迫られています。

この環境に打ち勝っていけるよう、商品の品質や付加価値はもちろんのこと、従来とは別次元の更に質の高いサービスを提供していかなければなりません。例えば、商品知識、マーケット情報、納期、クレーム対応など、顧客が納得する仕入力、また、仕入先が納得する販売力が求められます。

どのような商環境になろうとも、顧客と仕入先の双方から必要とされる商品やサービスの橋渡しをする役割を担うことが我々の使命なのです。

最後になりましたが、本年の皆さまのご健康とご多幸をお祈りして、年頭の挨拶とさせて頂きます。